神奈川県 藤野地域のデザイン

神奈川県北西部にある旧藤野町は、急峻な地形や 高齢化などから農林地の荒廃が著しい地域でしたが、30年前に始まった「ふるさと芸術村」の取り組みで田舎暮らしや、半農半Xを目指すアーティストやクラフト作家の移住が年々増加。それに伴い持続可能な社会を目指す市民活動なども盛んになってきました。人と自然が共に豊かになる関係を築くパーマカルチャーの拠点や、“芸術としての教育”“自由への教育”を行うシュタイナー学園、 気候変動や経済的不安定からの回復をめざすトランジションタウン活動、地域通貨・自立分散型の 自然エネルギー活動などが実施され、日本のオルタナティブなカルチャーの集積地とも言えるエリアになっています。